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●学年クラスの近況【昭和36年度卒業】 2021年1月13日 掲載

クラス仲間たちとの集い(昭和36年度卒業)
 2021年の新しい年を迎えました。世の中はコロナウイルス感染の流行が収まらず、ついに緊急事態宣言が再発令されました。移動の制約で家に留まる事が多く、また、大勢での会合ができなくなるなどストレスがたまる状況が続いています。いまはクラス仲間が集まる事も出来ません。不自由な生活で辛いですね。
 ところで我々のクラスは今年で72歳の年齢を迎えます。人生の時間がたつのは早いですね。ひと昔前の時代だったらこの年齢では家でおとなしくあの世からの迎えを待っている歳だったかもしれません。しかし今の時代の年寄りはまだまだ、元気です。我々のクラスも皆、仕事や趣味、家事、旅行など活発に活動しています。
 八丈の仲間たちは自営業で忙しく働いている者、未だにトラックの運ちゃんを続けている者、畑仕事に精を出している者、老後でも日数を減らし務めているものなど皆、働き者です。また、家でのんびり過ごしている者、家で家事や家族の面倒を見ている者、そして大変な介護をやらざるを得ない者もいます。そして八丈のクラス仲間は毎月、一回は曜日を決めて仲間で集まってボーリングをやったり、その後、居酒屋へ移動して飲んだり、カラオケを歌ったりで楽しんでいます。では島外の東京や東京近郊の仲間たちはと言うと、同様にまだ、働いている者、地域や団体の役員などを任されて活動している者、家事や介護で忙しい者、家事の合間に絵や華道など趣味に精を抱いている者などいろいろです。そして八丈でも東京でも仲間を誘って旅行をしたり、ゴルフ場へ出かけたり、まだまだ、人生を楽しんでいる仲間が多くいます。
 東京でのクラス仲間は八丈みたいに気楽に集まれません、それでも三根会の他に夏や冬に時々、皆で集まり、お互いの近況を語りながらクラス会を楽しんでいます。そして東京の仲間も八丈へ帰郷の際はその八丈の会合に合流して交流を深めています。逆に八丈からも上京する際に親しい仲間との交流もあります。
 地元八丈でも東京でも仲間と酒を交わしながらの会合はやはり、昔話が多くなりますね。小中高の学校の多くの断片的な思い出、先生との思い出、当時の八丈の忘れられない光景、皆の話が一致するとその瞬間はまるで昔の時代に帰ったような感覚に陥ってしまいます。酒が進み皆、年齢を忘れ、会も盛り上がり、語り尽くすと時間感覚もマヒしてしまいます。やはり、クラス仲間たちとの集いは心置きなく話せるし、楽しく会話が弾みますね。酔った後、帰り道では現実に戻るのがつらい気がします。残念ながら昨年はコロナで何もできませんでした、早く、また、クラス会を開きたいですね。
 今年もクラスの仲間たちはコロナ対策を自身で講じながら年齢に負けずに元気に同じように生活を続けていくでしょう。他のクラスの皆さんもコロナ災いを乗り越えて次回の三根会で会いましょう。

36年度 幹事より 


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