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●学年クラスの近況【昭和31年度卒業】
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2022年12月19日 掲載
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三根小学校時代の思い出(昭和31年度卒業 S・H)
数年前、帰省した時の事、三根小学校の脇道で「あび」(山苺)が色づいて垂れているのを見つけました。丁度、通りかかった3~4年生位の男の子3人に「おいしそうね、とっていかないの?」と話しかけたら、変な顔されて走り去りました。(あ~今の子は食べないんだ)と認識。
私達が小学校の頃は、今と異なって、美味しいおやつなどない時代。でも、海に山に食べ物(おやつ)を求めて走り回ったあの楽しかった思い出、今でも私の宝です。春になると、「びんご(草の穂)」、「いたどり」、「ねぶたち」、夏には「ようも(やまもも)」、「かの実(桑の実)」、「あび」、「さくらんぼ」。
海からは「シタダミ」を取り、秋には何といっても「椎の実」、そして「ちぎの実」、「浜グミ」! 今では考えられないでしょうね。
勿論、たべる楽しみもありましたが、この時の仲間との遊びや探検は今の同期生とのつながりになっていると思います。(ちなみに、この時代の私は家族に“みきすてねっこめ” と呼ばれていました)。
私たち同期は「三五会」という会を作り、年に一度、夏に同期会、また、有志を募って旅行を北海道から九州まで実施しています。
私も、八丈島を離れ、すでに五十五年、でも、帰省するといつも温かく迎えてくれる仲間がいます。
ふる里、八丈島は私の自慢です。また、「三根会」は同期生に会えるだけではなく、先輩、後輩、親せきや近所だった方達にも会う事が出来る素晴らしい場になっています。
会長さんはじめ、幹事の皆さんの方のご苦労あっての「三根会」です。本当にありがとうございました。
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