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●学年クラスの近況【昭和24年度卒業】 2022年12月19日 掲載

八丈島三根会発足の経緯について(昭和24年度卒業 藤巻 伴英)
 毎年開催される三根会を楽しみにされていらっしゃる方も多いことと思います。私も、そんな一人です。この度、三根会発足の経緯について、現幹事長の峯元信博氏よりご照会があり、寄稿することとなりました。
 話は昭和五十六年(一九七六年)秋に遡ります。八丈島郷友会の元会長である奥山善雄氏が他界され、通夜の席で三根出身者が三名、顔を合わせました。
 槙野重行氏(三根小学校昭和二十二年度卒業)、故・金川寅彦氏(昭和二十四年度卒業)と私、藤巻伴英(昭和二十四年度卒業)です。その際、末吉、樫立では地区の活動が活発で、同窓会を定期的に開催しているという話を聞きました。そこで、三根でも是非同窓会を開きたいと、三名で活動を開始したのです。
 出身者の多い三根で、できる限り大勢の方に参加していただくためにはどうすれば良いか、頭を捻りました。その結果、卒業年度ごとに一名ずつ幹事を決め、連絡や出欠の取りまとめをお願いすることになりました。そして三根会の初代会長は小沢民雄氏(昭和十一年度卒業)に、各年度の幹事をまとめる初代幹事長は金川寅彦氏にお願いしたのです。その後、各年度の幹事が集まり打合せをしました。当初は、知人に声をかけて十学年くらい集まったでしょうか。しかし、打合せを重ねるたびに参加学年が増え、どんどん広がりをみせていったのです。そして昭和五十七年、第一回の三根会が開催されます。新宿の東京大飯店に三百五十名以上が集まり、大いに盛り上がりました。
 その後は皆さまご承知の通り、毎年開催されています。東京大飯店で数回開いた後、卒業生の片山氏のご紹介で帝国ホテルに会場を移し、さらに品川のパシフィックホテルへと会場は変わりました。その後、現在の東京プリンスホテルでの開催へと至ります。運営方法も発足当初と現在では異なります。
 かつては会計も、卒業年度単位で取りまとめていました。各年度幹事の負担も大きかったことでしょう。今の方法に変わったのはいつ頃だったでしょうか。
 三根会は三根小学校の同窓生が一堂に集まる貴重な場です。これからも運営上の問題点はどんどん改善し、負担にならない形で継続していただければと思います。
 八丈島三根会の益々のご発展を祈念いたします。

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