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 ラセイタタマアジサイ[羅背板玉紫陽花](写真提供:三根会 本荘 蔦や)  
 伊豆諸島には「ガクアジサイ」と「ラセイタタマアジサイ」2種類のアジサイが自生しています。
 八丈島では三原山・八丈富士中腹に分布しており、山の車道を通れば見つけることが出来ます。
 今回、掲載している「ラセイタタマアジサイ(ユキノシタ科 アジサイ属)」は、タマアジサイの変種(準固有種)で伊豆諸島に分布しています。
 
 葉は大型で厚く、葉の両面には細かい毛があり、触るとざらざらしていることから羅背板(ポルトガルの毛織物)に見たて、さらに苞葉が玉のようなことから付いた名前です。
 樹高は最大で2mほどにもなり、花は8月頃から咲き始めます。
 ※撮影:八丈富士中腹 8月13日
 ※写真をクリックすると拡大できます。
 
●苞葉(玉)と咲いている花。

●一見花に見えるのは装飾花で、萼片と言います。

●八丈富士の中腹は苞葉もまだまだ有りました。

●玉のような苞葉。
●花の後には実ができます。

●樹高は最大で2mほどにもなります。

●葉は、ガクアジサイと比べると1.5~2倍位の大きさです。

●苞葉から白い萼片と薄紫の蕾が出てきました。

●萼片は白色で、花は淡い紫色です。

●ほかの花とは違い、それぞれの苞葉の間に
薄紫の蕾を持っています。

●上が苞葉、下が開花した様子です。

●葉は両面とも硬い毛で覆われていて、
触るとザラザラしています。

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